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「開けてね」の手紙(Open When Letters):お題のアイデアと書き方
「開けてね」の手紙(Open When Letters)は、決まった瞬間に開けてもらうために前もって書いておく手紙です。会いたくなったとき、眠れないとき、つらい一日だったとき。ここでは、手紙のお題のアイデアと、一通ずつのかんたんな書き方、紙やスマホでセットをつくる方法を紹介します。
遠距離恋愛のカップルに人気なのは、きっとそばにいられない瞬間にも、そばにいてあげられるからです。上京する友達、大学に進学する子ども、単身赴任に出る家族など、しばらく離れる大切な人への贈りものにもぴったりです。
「開けてね」の手紙のしくみ
手紙は一通ずつ封筒に入れて、封筒にはいつ開けるかを書いておきます。「眠れないときに開けてね」。受け取った人はセットを大事にしまっておいて、その瞬間が来たら一通開けます。一度も開けられない手紙があっても大丈夫。そこにあると知っているだけで、心の支えになるからです。
最初は8通から12通くらいで十分です。急いで書いた30通より、心をこめた数通のほうがずっと響きます。あとから書き足すこともできます。
「開けてね」の手紙のお題アイデア
相手の暮らしに合うものを選んで、自分らしい言葉に言いかえてください。
つらい日に
- いやなことがあった日に開けてね
- 眠れないときに開けてね
- 体調がよくないときに開けてね
- 仕事や試験でいっぱいいっぱいのときに開けてね
- 誰もわかってくれないと思ったときに開けてね
- 自分に自信がなくなったときに開けてね
- ケンカしたあとに開けてね
- ホームシックになったときに開けてね
会いたいときに
- 会いたくなったときに開けてね
- ぎゅっとしてほしいときに開けてね
- 声が聞きたくなったときに開けてね(ボイスメッセージか、そのリンクを添えて)
- どうして遠距離をがんばっているのか、わからなくなったときに開けてね
- 空港でバイバイしたあとに開けてね
- しばらく会えていないときに開けてね
うれしい日と節目に
- いいことがあったときに開けてね
- 仕事が決まったときに開けてね
- 誕生日に開けてね
- ふたりの記念日に開けてね
- 次に会う日の予約がとれたときに開けてね
- 新しい場所での初日に開けてね
- がんばってきたことをやり終えたときに開けてね
ふだんの瞬間に
- 雨の日に開けてね
- 日曜日の朝に開けてね
- ひとりで夕ごはんを作っているときに開けてね
- 長い電車や飛行機の移動中に開けてね
- 何か読むものがほしいときに開けてね
- 初雪の日に開けてね
お楽しみに
- 笑いたいときに開けてね
- ひまなときに開けてね
- わたしのひみつを知りたくなったときに開けてね
- 音楽がほしいときに開けてね(プレイリストを入れて)
- デートのアイデアがほしいときに開けてね
- ほかの手紙を全部開けたときに開けてね
「開けてね」の手紙の書き方
文章が得意でなくても大丈夫です。いい手紙には、たいてい4つの要素があります。どれも長くなくてかまいません。
- その瞬間の相手に寄りそう。まず、相手がいまいる場所から始めます。「これを読んでいるってことは、今日はさんざんな一日だったんだね。そばにいられなくてごめんね。」
- 自分にしか言えないことを書く。一般的なやさしい言葉より、本当の思い出のほうがずっと届きます。電車が止まってしまったあの夜。列に並んでいるときに言われて笑った、あのひとこと。
- ちょっとしたことを頼む。温かいお茶をいれて。この曲をかけて。5分だけ外に出てみて。アドバイスより、小さな「やること」のほうが助けになります。
- あたたかく、シンプルに締める。次にいつ話せるか、何を楽しみにしているかを伝えましょう。
便せん1枚で十分です。できれば手書きで。字そのものも、贈りものの一部です。
封筒に合わせてトーンを変える
つらい日の手紙は、元気づけるより、寄りそうものに。「元気出して」は、ときに責められているように聞こえます。落ちこんでいいこと、いつでも味方だということを伝えましょう。冗談は「笑いたいときに」の封筒にとっておきます。
時間がたっても変わらないことを書く
手紙が開けられるのは、何か月も先かもしれません。日付の決まった封筒でないかぎり、「あと3週間で会えるね」のように変わりそうなことは避けましょう。相手がどんな人か、自分がどう思っているか。そのほうがずっと長持ちします。
一緒に入れたい小さなもの
軽くて平たいものなら、なんでも手紙と一緒に入れられます。
- ふたりの写真や、相手がまだ見たことのない一枚
- 「眠れないときに」の封筒には、ティーバッグやホットココアの小袋
- チケットの半券、押し花、シール
- プレイリストやボイスメッセージが開ける、印刷したQRコード
- 「ひとりで夕ごはん」の封筒には、お気に入りのレシピ
- 「好きな映画を観る夜」や「何時でも電話していい」の手作りチケット
紙でセットをつくる
無地の封筒に、お題を表にはっきり書きましょう。グループごとに色を分けるとわかりやすくなります。つらい日は青、うれしい日は黄色。開ける順番を決めたいなら、裏に番号をふっておきます。
セットは箱やリボン、ファイルにまとめて、引き出しの中で行方不明にならないように。できれば、会いに来た最後の日に手渡してください。お別れが少しやわらぎます。
郵送するなら早めに。国際郵便は時間がかかることがありますし、国によっては送れないものがあります。とくに食べもの、植物、種には注意が必要です。食べられるものを入れる前に確認してください。
デジタルの「開けてね」の手紙
紙はすてきですが、方法はそれだけではありません。
- メールの予約送信。GmailもOutlookも、送信日時を指定できます。誕生日のように日付が決まっているものには向いていますが、「つらい日」はいつ来るかわからないので、瞬間に合わせた手紙には向きません。
- 共有フォルダ。一通ずつ別のファイルにして、タイトルをお題にします。相手には、いま必要なものだけを開けてもらいましょう。
- 声と動画。お題ごとに短いメッセージを録音・録画します。文字で読むより、声を聞くほうが響くこともあります。
- 専用のアプリ。相手が開けると決めるまで、手紙を封をしたまま保管してくれるカップルアプリもあります。
デジタルの手紙には、飛行機に置き忘れることがないという大きな長所があります。紙の手紙には、手に取れるという長所があります。
よくある失敗
- 一度にたくさん書きすぎる。まずは数通から。多すぎるセットは、宿題のように感じられてしまいます。
- 悲しい封筒ばかり。つらい日の手紙と、うれしい日やお楽しみの手紙のバランスをとりましょう。
- ぼんやりした手紙。「大好きだよ、最高だよ」もうれしいけれど、何度も読み返したくなるのは本当の思い出です。
- 手紙を助けの代わりにする。相手がひどく苦しんでいるなら、手紙はなぐさめにはなっても、解決にはなりません。「手紙じゃ足りないときに開けてね」という一通を入れて、自分や友達、助けになってくれる人に連絡してね、と書いておきましょう。
Our Tiny Planetの「開けてね」の手紙
Our Tiny Planetは、まもなく登場するカップル向けのアプリです。「開けてね」の手紙を書いておくと、その瞬間が来るまで相手を待っていてくれます。ふたりの街のあいだを本当の距離だけ飛んでいき、届くまでに時間がかかるスローメールもあるので、今日送った手紙が明日届く、ということも。ちょっと「思ってるよ」を伝えたいときは、パルスを送れます。
まだ公開前です。メールアドレスを残してくだされば、公開の日にお知らせします。
よくある質問
「開けてね」の手紙(Open When Letters)とは何ですか?
前もって書いておく手紙で、封筒ごとに「会いたくなったときに開けてね」「眠れないときに開けてね」のように開けるタイミングが書いてあります。受け取った人は大切にしまっておいて、その瞬間が来たら一通ずつ開けます。
「開けてね」の手紙は何通くらい書けばいいですか?
最初のセットは8通から12通くらいがちょうどいいです。つらい日、うれしい日、会いたい日をひと通りカバーできて、書くのが負担になりません。あとから書き足すこともできます。
「開けてね」の手紙には何を書けばいいですか?
相手がいまいる瞬間から書き始めて、本当の思い出や自分にしか言えないことを伝え、お茶をいれる、曲をかけるといった小さな「やること」を添えて、あたたかく締めくくります。便せん1枚で十分です。
手紙と一緒に何を入れるといいですか?
軽くて平たいものならなんでも大丈夫です。写真、ティーバッグ、チケットの半券、押し花、プレイリストやボイスメッセージのQRコード、お気に入りのレシピ、映画の夜や電話のための手作りチケットなどがあります。
「開けてね」の手紙はデジタルでもできますか?
できます。日付の決まったものはメールの予約送信、それ以外は共有フォルダに一通ずつファイルで入れておく方法があります。声や動画のメッセージを録るのもいいですし、相手が開けるまで手紙を封をしたまま保管してくれるカップルアプリもあります。
「開けてね」の手紙は遠距離恋愛のカップルだけのものですか?
いいえ。上京する友達、大学に進学するきょうだい、単身赴任に出る家族など、しばらく離れて過ごす大切な人への心のこもった贈りものになります。